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就業規則

就業規則は会社の憲法

コンプライアンス経営が会社を守る時代

就業規則は会社の「憲法」と言えます。しかし、現に存在している就業規則が、現在の法律に則ったものでなければ意味を成しません。むしろトラブルの原因にもなり得るのです。
まして、その憲法(規則)が無い会社は従業員が何をやってもよい無法地帯と同じようなもの。これからの企業は体質改善に取り組まなければ勝ち組に残れません。そのためにも、就業規則の作成または見直しをはじめとした社内ルールの確立が急務です。

  • 貴社は、就業規則がありますか?
  • 貴社の就業規則は、法改正に対応していますか?
  • 貴社の就業規則は、会社運営の実態に則していますか?

一度点検してみてください。

コンプライアンスとは

T (要求・命令などに)応じること, 応諾, 追従 〔with〕
  in compliance with the law 法に従って.
U 人の願いなどをすぐ受けいれること, 迎合性; 人のよさ, 親切
  ビジネス用語としては、「法令等遵守」「法令、社内規則等遵守」と訳される。

昨今、企業倫理が問われる中、未だにこの問題でダメージを受けている企業が後を絶ちません。果たしてどの程度の企業がこのコンプライアンスを意識しているのでしょうか?
何よりも企業倫理が損なわられれば、その会社は社会的に抹消されてしまう時代です。しかもそのほとんどは飼い犬に首を噛まれる内部告発からなのです。

コンプライアンス経営と就業規則

コンプライアンス経営を推進するには、何をどうしたらよいのか。何をしてはいけないのかを明確に示すことから始まります。それには、口頭ではなく、明文化しておくことが大切です。
それらの文章は、「経営理念」「社是、社訓」「倫理要項」「コンプライアンスプログラム」「個人情報保護規程」等であり、その一つとして「就業規則」があります。

問題行動を起こした従業員がいるとしましょう。それも会社の名誉に傷が付くような問題です。 しかし、その従業員は、問題行動だとは思っていないかも知れないのです。
経営者として、人事担当者としてどう対処すればよいでしょうか?
その従業員を懲戒処分にしようとした場合、何を根拠に懲戒処分をしますか?

労働基準法はどちらかというと労働者保護のための法律です。しかも、この法律に違反すると経営者が刑事罰を受けてしまいます。労働者が労働基準法違反で罰を受けることはないのです。労働基準法を守り、従業員の正当な権利を守ることは、会社が健全な運営をする上では大切であり、コンプライアンス経営の一つです。
しかし、正当な権利を守ることと、従業員の不正を隠したり、従業員の「わがまま」を許したりすることとは違います。ただ、処遇に関するルールや手続を予め出来る限り定めておかないと、問題が起きてからでは大ごとになり、手遅れになってしまいます。

企業の成長は有能な人材の確保、育成なくして有り得ない。
ルールの無い会社に有能な人材は集まらない。
人材確保のためにも、ルール作り、就業規則は欠かせないのです。


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